アメリカに住むようになって3ヵ月半。
毎日のように実家の母とスカイプで話をしています。
母は心配のようです。
娘と孫が、遠く離れたアメリカの地でどうやって生活しているか。
一時期、毎日のように同じ質問をされました。
「それで、少しは英語がしゃべれるようになったんでしょ?」
これ、毎日。
いやいや、1日でそんなに変わんないよ~!と言いたい、私と娘。
これを聞いただけで、責められてる気になっちゃったんですよ。
英語が聞けるようになりたい、英語が上手にしゃべれるようになりたいって、
そりゃ毎日、切実な思いでいるわけです。
嫌な思いもいっぱいしてるし、困った経験も数知れず。。。
そこに、この一言はちと辛いですわ。
母の気持ちはよくわかります。
とにかく心配なんですよね。
1日でも早く、英語がしゃべれるようになって、
日常生活を苦労しないで送ってほしい!って思ってるんですよね。
はたと思いました。
私、娘に同じこと言ってない?
体操教室の帰りの車の中、
「今日はどうだった?」と話を聞く時は?
アート教室の帰り道は?
母に聞かれて言いたかったのは、
「そんなに急には変わらないよ。
ちゃんとやってるから大丈夫だよ!」
そうそう、子どももきっと同じことを思ってるんですよね。
この一言は誰のための質問かな?と考えると、わかりやすい。
質問している人が安心するための質問。
これは相手にとって意味がない場合が多いです。
これは相手が嫌そうな顔をしたり、適当に返事をしても仕方ない。
相手のための質問をした時、相手はうれしそうに話をしてくれるでしょう。
聞く前に、ほんのちょっと考えただけで、会話って変わってきますね。
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