ダメダメばっかり言わないで!

柏木京子です。


最近、娘が言った言葉、

「もうママったら、ダメダメばっかり言わないで!」


私、そんなに言ってるつもりなかったんですけどねぇ。。。


でも、考えてみたら、思い当たることが一つ。


最近の子って、「無理!」ってすぐ言いませんか?

がんばれば出来そうなことも、やる前から「無理!」って言うでしょ。

一生懸命にチャレンジしてる最中にも、「無理!」って言うでしょ。


あれ、なんだろうな?って思ってたのね。

それで、私も使ってみたのです。


娘に何かを頼まれて、手が離せないときに、「無理!」と一言。

それを言っているうちに、「ダメ!」も言うようになってたんです、私。

だってね、二文字で自分の気持ちを言い表せるんですもの、便利だったんです。


少しの間、爽快に使ってました。


そしたら娘に、「ダメダメばっかり言わないで!」と言われてしまいました。


娘は、否定された、という感覚を、とても強く感じたんでしょうね。

受け入れられてない・・・って思ったのかもしれません。


これを言われたら、誰でもものすごく辛いです。

人に受け入れられないのは、自分の居場所がなくなるのと同じような感覚があります。


否定されて育った子は、大人になってもどこかが違います。

いつも悪い方向にばかり物事を考えてしまったり、

誰も責めてないのに、責められていると勘違いして怒ったり。


私たちは子どもをのびのびと育てたいと思っているのですよね。

いつもビクビクしている子に育てたいとは思っていないんです。


お母さんがいつも使っている言葉って、子どもへの影響は大きいですね。


いけない、いけない。

もう「無理」とか「ダメ」というのは止めよう!