自分を知る

料理教室を始めた。

ここまででも、私にとってはすごい進歩です。

 

数ヶ月前までは、「料理が好き」と、人に言えなかったんです。

そんな人が、料理教室です。

がんばったでしょ!

 

でも、これは、ちょっと考え方を変えただけ。

 

「料理が好き」=「料理が上手」

私は勝手に、そう思い込んでました。

 

私、料理が上手じゃないのに、好きって言っちゃいけないと思ってたんです。

 

でも、「好き」と「上手」は別の意味ですよね。

だから、ここを自分の中で書き換えました。

 

私は料理が好きだけど、上手かどうかは私が判断するものじゃない。

それは相手の人が判断すればいいこと。

私はそこまで考えない、と決めました。

 

そうしたら、「料理が好き」って言えるようになりました。

それを聞いた料理苦手な友人が、

「だったら料理教えて!難しくないのにしてね。」

となったんです。

 

「好き」と「上手」を切り離すこと、なかなか難しかったです。

でも、分けて考えるようになって、私の行動の幅が広がりました。

 

それができたのは、コーチングのおかげです。

 

コーチングは、物事を良い悪いではなく、そのまま捉えます。

例えば、「料理が好き」ということ。

良いわけでもないし、悪いわけでもない。

私は料理が好きなんだと考える。

 

良い、悪い、と考えるから、人に言えないんですよね。

 

私は「料理が好き」なことは良いこと、って思ってた。

だからその良いことを自慢するようで、人には言えなかったんです。

 

コーチングを使うと、普段は気付いてない、自分の奥の方にある考えを

知ることができます。

 

自分を知ると、行動が変わる。

自分の可能性を広げることに繋がります。

 

このきっかけがあったから、私はアメリカに住んでいる今でも、

スカイプで料理セミナーを行うことができるのです。